いとしのポテトボーイ

わたしはバスルームへ逃げ込んだ。

シャワーを浴びながら、涙がポロポロこぼれた。

1時間くらいシャワーを浴びていた。

いいかげん熱くてフヤけそうになって来たので、そろそろ出ないわけにも行かない。

いよいよ雪沢クンと2人っきりの夜。
 
わたしがパジャマの代わりに持って来たのはTシャツと綿パン。

こんなことになるならパジャマも買えば良かった。
 
わたしが意を決してバスルームから出ると。