「千尋のそのドキドキが、ただ男の子と話したことに対してのドキドキかも分からないってこと!」


「たし…かに…」








「みなさん!授業始めますよ!」


ゆりえの話ももっともだと
考えてると、
先生が入ってきたので
それぞれの席に戻った。




そしてその日は一日中
朝の男の子のことが
頭から離れなかった。


そのおかげで、今日の授業内容、
全くと言って良いほど
覚えてません。