その度に稚春の肩がビクッと震える。 その様子を見て、また苛々が募る。 あまり稚春をビビらせんなよ。 「あぁ。やってやるよ。」 いつもなら俺、お前みたいな奴等、相手にしねぇんだけどな。 「稚春、目ぇ閉じて耳塞げ。」 俺が稚春に向かってそう言ったと同時に 「行くぞ!お前等!」 「フッ、上等だ。掛かってこい。」 ヤロー共と俺は同じタイミングで走り出す。