赤い狼 ~棗の想い~







勿論、それには俺がすぐ反応して稚春の危険を防ごうとした訳で…






「ちょっ、危な…!」







稚春を助けるには床に頭をぶつけそうな稚春の手を引いて俺の腕で庇うしか方法が浮かばなくて…








でも、そのせいで俺が稚春に覆い被さっているような体勢になってしまった。