赤い狼 ~棗の想い~







「…え…私が作ったお菓子…もしかして棗、嫌い…?」





稚春は悲しそうに眉毛を下げる。





えぇ!?何でそうなるの!?





「違う違う!ほら、連逹の方が旨い旨い!って言って食うし…

俺、感情がそんなに顔に出ねぇじゃん?だから…その…


稚春はそうやって食ってくれた方が嬉しいのかなと思って…


だから!決して稚春の使ったお菓子が不味かったって訳では無くて!」





――ブッ――






…ん?






ブッ?