智樹「どう?入る?」

幸村「どうしよ…良い男は居るけど…
チームとしては、あまり強そうには見えない」

?「ふん、ちょっと自分が凄いからってもう天狗か?」

智樹「あん?なんだよ?」

満「俺は花型満だ」

幸村「はながたみつる?」

智樹「まさか!?中学時代、97HRの怪物か!」

満「まあ、そう言うやつも居たけど…」

智樹「攻・走・守…どれもプロ並みの実力派プレイヤーだ…」

満「お前に勝負を挑む!ルールは簡単だ」

満「3球一本勝負、ワンアウトかヒットを打つか…」

幸村「わかった」





幸村「行くぞ~」

満「ふん」

シュッ!

ガキンッ!

智樹「なっ!?」

満「ファールか…」

幸村「なかなか良いじゃん」

シュッ!

カキッ…

智樹「たいした事ない、辛うじてファールって感じだな」

満「ストレートばかりか?」

幸村「…」

シュッ!

グググッ…

ズバーン!

満「なっ…投球フォームを変えずに、しかもストレートと同じ軌道で変化しやがった…今のはカットボールか…?」

幸村「ツーシームだ…」