「うん、カイラと静香さんって付き合ってたのよね?」


「おぅ、俺の仕事が原因ですれ違った。静香、俺と付き合ってるときは寂しいって俺から離れて行ったのに旦那も出張ばかりで寂しいはずなのにうまくやってるみたいだ。」


そう言ったカイラの顔がとても切なそうだった。


「そっか、カイラ寂しい?」


「今は犬のポチかってるから寂しくない。」


「誰が犬よ!!」


カイラは寂しくないって言ったけど寂しそうで胸が痛んだ。


なんとなく守ってあげたい気持ちになった。