「わかったなら帰れ。下に行けばtaxiが止まってるだろうからそれで帰れ。」



そう言って藤堂さんはお金を渡してきた。



「大丈夫です。いらないです」



「お前、カバン持ってないのに金なかったら帰れないだろ?」



「あっ!そっか…借ります」と言い藤堂さんが返さなくていいと言いかけてるのを無視して部屋をでた。



それにしても広い部屋だったなぁ…



ここはどぅやら高級マンションの最上階のようだ。



部屋を出てエレベーターに乗った。