「そうなんですね、ありがとうございます」


「言うの忘れてた」


「カイラすぐ忘れるんだから」

そう言って静香サンはカイラの頭をポンとした。


早く私を追い出したいんだろうな…

ふとそんな事を考えてしまう。


だって……


そのあとも2人で楽しそうにお話してたりじゃれあったりしてる。


私がいないかのように…

まるで2人だけみたいに…