なんと送ったらいいか 迷っていた私の代わりに 麻衣子は素早くメールを打ち終えた。 それからの授業は ずっとぼんやり上の空で 何を考える事もなく 学校をあとにした。 桜はすでに 散りかけていた。 私がいなくなる図書室に 先輩の中で何かが変わるのかな なんて不安を抱いたりもした。 数日間学校へ通い 休日を過ごして 先輩からのメールを 期待したりもした。 滅多な事が無い限り メールなんて来ないから 待っても待っても 先輩からのメールは来なかった。