「あ、でも安心してぇ。ルナのこと一人にしないからぁ。

それに…ルナに陸くんを紹介したいしぃ。」


(あれ?
何か涙が出てるような…)


「ちょっと、なんで泣くの!
確かに陸くんのこと好きだし、大好きだし、
愛してるし、とっても愛してるけど…

もし、ルナに何かあったら、あたし……」


『もう、いいよ。

その陸くんって人を紹介して。」



ルナは涙をぬぐいながら、
マナミに伝える。


「うんっっ。」



二人は明日の入学式のために家に帰って行った。