こんなにも愛しくて…




いつのまにか

目の前には夜景が広がっていた


「………玲」

「何?」

「また来年もずっと一緒に見れたらいいな」

「そうだね…」

「なあ、玲」

「ん?どうしたの?」

急に豪がこっちを向いた

目を合わせる形になって…

「愛してるから、傍に居ろよ」

甘い声で囁かれる


「うん…」

ちゅ

泣きながらのキスは

甘酸っぱいキスだった