腕を振りほどいたと同時にわたしは走り出す。
走りながら次々に溢れ出す涙、
もう涙で顔はぐっちゃぐちゃだ。
頑張って走って
息が苦しくなっても走って
必死に追いかけてくる先生から逃げようと知ってる裏道に逃げこんで
でも先生はずっと追いかけてきて
ようやく、
10分ぐらい走り続けたところで
後ろにいた先生の姿が見えなくなった
だからわたしは足をとめて息を整える
「ハァハァハァ…」
走る足をとめても涙はいっこうに止まることがなくて…
なんだか苦しくなってその場にしゃがみ込んでしまった
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…