ガタン! 「…」 あたしは何かの音で目が覚める。 最悪な目覚め…。 とりあえず一階のリビングへ向かう。 朝食があたしの分だけおいてある。 パンとジャム、マーガリン、目玉焼き。 母親はキッチンで片付けをしている。 見当たらないのが父親。 あたしは父親がいないことにはふれず、そしてなにもいわず朝食に手をつける