桜の花びら舞う頃に


悠希の意識は、闇の中に溶けていく。







俺は……




このまま死ぬのか……?







闇に浮かぶ悠希は、ふとつぶやいてみる。







でも……




それでも、いいかもしれない……







俺は……




た~を守ることが出来たんだから……









『悠希……悠希……』



そのとき、闇の中で自分を呼ぶ声が聞こえた。



悠希は、声のした方に目を向ける。





不意に、真っ白な光に包まれたかと思うと━━━





そこには





由梨が立っていた。