恋愛一年生さまっ!〜甘〜い、ランドセルと授業中!?〜

「……………嘘だよ」






君はそう呟く。



「嘘………?」



あたしは状況を判断できなくて、純ちゃんに尋ねる。

純ちゃんはあたしを見つめ、黒い感情がない目で言った。





「だって明夏さん、木阪さんと」


「そっか。」



君の言葉が切れたとき、あたしも感情のない目で君を見据える。



「だから何?

純ちゃん、小学生でしょ。

小学生が夜道を一人でふらついてちゃ駄目だよ」



にっこりと、いつものように姉さんぶるあたしがいた。





……結局はそうだよ、あたし。