麻紀は生徒会室に入った。 生徒会室は学校とは思えなかった。 まるで豪邸みたい。 おまけにイイ香りもする。 会長は麻紀をテーブルに案内し お茶を出してくれた。 このお茶はただのお茶ではない感じがした。 何だか高級茶を飲んでいるようだ。 ただ手伝っただけなのに 何だか申し訳ないと思った。 と 思いながらも麻紀はお茶を飲む。 手前側に座っていた会長は 麻紀をジッとみていた。 そんなに見られると 飲みづらくなっちゃう。 少し緊張してきた麻紀。 その時 会長は何かを思い出した。