「あのね 私が好きなのは優しい会長なの! アンタには興味ない!大っ嫌い!!」 はぁはぁ・・・。 息切れしそうなくらい大声を出した。 まさか会長にこんなコト言うなんて 思いもしなかった。 でも今はしょうがない。 さぁコレで参っただろう。 男会長を見ると 下にうつむいていた。 びっくりしているだろう。 「・・・・・やっぱそうだよな」 ボソっと何か囁いた。 大人しくなった? さっきよりは大分声質が変わっていた。 「そうだよな。オレじゃダメだよな」 「どーいうこと?」