次の日

またいつものように生徒会室に行く。


「こんにちは!」

麻紀の爽やかな挨拶の向こう側には
会長がいた。


「遅せぇよ。
 せっかく久しぶりに会えたというのに。」

なんといきなり男会長になっていた。
こんな展開は初だ。

また鋭い視線で麻紀を見つめる。

とにかく一刻も早く戻さなくては。



今回はいきなり会長を殴る。

しかし

「痛ってぇ・・・・」

声が低い。

元には戻らなかった。