よく分からなかった麻紀は 思わず会長を握り拳でパンチ! 「あぁ!」 と気づいたときにはもう遅い。 会長は床に仰向けで倒れていた。 自分は会長になんてことしてしまったんだ。 「ゆ 優紀会長?」 そのとき会長が起き上がった。 「あれ、私・・・・?」 前と同じカンジだ。 声も目つきも言葉使いも戻った。 「岡崎さん 私・・・・・」 「あ、いや何でもないです!大丈夫ですよ!」 とりあえず場の空気を戻す。 今日は生徒会室を後にした。 でもさっきのって一体?