逞さん、私、ほのかが一つの革製のソファーに腰を掛け、低いガラステーブルを挟んで向かい側には、恭二、幸大、千夏が座っていた。
紅吏さんは、というと部屋の隅にあるパソコンが何台も置いてあるところに座ってこっちを見ていた。
そして王座のような真っ黒な一人掛けには少し広いソファーには蓮さんが座りながらビールを飲んでいた。
おいおい、高校生が昼間っからビールかっくらってんなよ。
「まず、俺らから謝罪だ」
千夏が口を開きかけたところで幸大くんがそれを遮った。
「すまなかったな奈緒ちゃん」
「ごめんね」
頭を下げる幸大くんと紅吏さん。
おーなかなか躾がなってるじゃん。
「いえ、私こそ深く考えずに行動してしまったんで…すみません」
分かってる。
悪いのは部外者の私だけ。
別に謝ってほしくなんかないし。
私は、ここの仲間に入る気なんかさらさらないもん。
むしろ、関わりたくない。
「奈緒ちゃん、いつでもここに来ていいからね」
そう言ったのは紅吏さん。
「なぜ?」
思わず口走ってしまった。
だって、私がここに来る理由が分からない。
「何でって奈緒ちゃんは、ちーちゃんの親友だし、俺ら奈緒ちゃんのこと気に入っちゃてるからだよ」
いらいらする。
太腿の上に置かれている両手に力を込めた。
私は、あの子の付属物なんかじゃないのに。
気に入っちゃたとか、何勝手なことほざいてんだよ。
「ありがとう、ご、ざいます」
スラスラと言えなかった自分を、うまく笑えていなかっただろう自分を、叱咤する。
嫌になる。
ここは私がいるべき場所じゃないのに。
自分に向けられている視線がイタイ。
紅吏さんは、というと部屋の隅にあるパソコンが何台も置いてあるところに座ってこっちを見ていた。
そして王座のような真っ黒な一人掛けには少し広いソファーには蓮さんが座りながらビールを飲んでいた。
おいおい、高校生が昼間っからビールかっくらってんなよ。
「まず、俺らから謝罪だ」
千夏が口を開きかけたところで幸大くんがそれを遮った。
「すまなかったな奈緒ちゃん」
「ごめんね」
頭を下げる幸大くんと紅吏さん。
おーなかなか躾がなってるじゃん。
「いえ、私こそ深く考えずに行動してしまったんで…すみません」
分かってる。
悪いのは部外者の私だけ。
別に謝ってほしくなんかないし。
私は、ここの仲間に入る気なんかさらさらないもん。
むしろ、関わりたくない。
「奈緒ちゃん、いつでもここに来ていいからね」
そう言ったのは紅吏さん。
「なぜ?」
思わず口走ってしまった。
だって、私がここに来る理由が分からない。
「何でって奈緒ちゃんは、ちーちゃんの親友だし、俺ら奈緒ちゃんのこと気に入っちゃてるからだよ」
いらいらする。
太腿の上に置かれている両手に力を込めた。
私は、あの子の付属物なんかじゃないのに。
気に入っちゃたとか、何勝手なことほざいてんだよ。
「ありがとう、ご、ざいます」
スラスラと言えなかった自分を、うまく笑えていなかっただろう自分を、叱咤する。
嫌になる。
ここは私がいるべき場所じゃないのに。
自分に向けられている視線がイタイ。
