幸せな時間やった。 このまま 時が止まればいいと思た。 止まってほしかった。 私はもう少しで 会うことのできない 先生の手を 消えないように 離れていかないように 力を込めて握った。 先生に会えんくなるの 辛いよ……先生。 ━…また帰ってきたらええやん━ 先生は小さな声で そう呟いたね。