『♂♀♂~男に挟まれた女?不良学年上等!~』




だから。


やらねーって言うの!



ーキィィィ


あれ・・・?


学校の前に


高級車が止まった?




「何かやらかしたの?
あんたら」


「馬鹿言え。
覚えが無いんですけど?」



運転席から降りた


長身男が



スムーズな動きで


後部座席を開ける。



「お嬢様・・・
目の前にもういらっしゃいます」



「ヤダッ。
まだ心の準備が・・・」


そう言いながらも


お嬢様は地に足をつけた。