『♂♀♂~男に挟まれた女?不良学年上等!~』





なかなかって。


それ本当に面白いの?



「聖歌か・・・。
可愛い名前だね」



「人は可愛くない。
そう言いたいのね」



「ちゃんと人も可愛いよ」



私は甲に氷袋を当てながら、反対側のベットに腰を降ろした。



「喧嘩?
強いんだ・・・?」


「違うわ。
武道をほとんど制覇した・・・
それだけよ」



「里中は君を面白い道具として、見るんだろうな」