「オチこぼれは・・・ 夢園へか・・・」 ーシャー カーテンを開けると、気持ち良さそうに寝ている男子がいた。 里中のように カッコイイ分類に入るんだと思う。 吸い込まれるように 私は彼に近づいていった。 「寝込みを襲うのが好きなの? 斎野聖歌ちゃんは・・・?」 「うわっ! 起きてたの!?」 「先輩かも知れないのに、良くタメでいけるね」 ・・・。 この人 ネクタイしてない。 何年か分からない。