ーバッン! 「って・・・」 「斎野さん大丈夫?」 教師が私を見に来た。 とっさに手の甲でロッカーに体当たりしたから 手の甲は青ざめていた。 「保健室に行かないと・・・」 教師の声など聞えていなかった。 里中を見ると 薄気味悪く笑っていた。 「ざけんじゃねー!」 ーガタッン