刀と愛と。




「今日は……その…ありがとう」


「ん?…当然のことじゃ。まあ白之助は悪い奴ではないがな」


正之助はいつものようににっこり笑ったがどこか寂しげだった。



窓を開けると月がきれいだった。





「………ねこ」