すると李音は顔を近づけた。

「今度は同じ戦士としてよろしくね」

「え?戦士になってくれるんですか?」

「まぁ…私体動かすの大好きだし。
 あの時もバスケと同じぐらい楽しかったよ」


こんな人が戦士になってくれるなんて
何とも有難い話だ。


「運動神経抜群で頭も良くて…
 さすが上級生。どっかの誰かさんとは
 正反対ね」

「どういうことよセイラ!?」

「ひかりとは言ってないじゃない」


またここでも言い争いが始まってしまう。




「あの2人っていつもあんな感じ?」

李音は近くにいたななこに聞く。

「まぁ…よくあることかな?」

「仲良いね2人」

李音は微笑みながら言った。


「「どこが仲良いの!?」」

2人は一斉に李音に怒る。


でも2人は3人目の仲間が増えて
かなり浮かれているだけだ。


これから更なる試練を待ち受けるであろう。