「……うわぁ!!デッカ!!?」

セイラは女王様の大きさに思わず
びっくりしてしまう。


「セイラあなたが小さくなったのよ…」

セイラは自分の姿を見た。
手が小さい。足も小さい。
服が小さい…。


「うわぁ!何これ!?小さっ!!」

驚愕の姿だ。
これには驚くしかない。


しかしこれは一体…?





「あれ?何故お前は石化してないんだ?」

翡翠が不思議そうな顔で訊ねてきた。


「セイラに何したのよ!?」

女王様は翡翠に聞く。

「俺様だってわからねぇ!
 普通は石化するはずだぞ」

「何とかしなさいよ!」

「俺は知らねぇ」


本当に翡翠でも予想外の出来事だった。


「翡翠様 次はどこに行きましょう?」

翡翠の仲間の一人が言った。

「そうだな…地球がいいな。
 獲物もたくさんいるだろうし」


翡翠と仲間たちは船に乗り
あっという間に消える。