一方、ここ名もなき基地では…。




コハクは地球から帰ってきた。

「コハクじゃねぇか
 どうだ?地球の様子は?」

真っ先にコハクの足音に気づいた
体格が大きいオニキス。

「あぁ、別に悪くはねぇ。
 ただ…」

「ただ?」

「邪魔者がいてな…」

「邪魔者ですって?」

傍でひたすら自分の髪をセットし続ける
ナルシスト男のアンドリューも話を聞く。

「ただの小学生のガキだけど
 急に戦士に変身して…
 名前は確か「マジカルダイヤ」…」


「その話は本当かコハク?」

すると奥から翡翠が現れた。

コハク、オニキス、アンドリューは
すぐさま翡翠の前に並ぶ。

「一体誰なのかは分からないが
 我等の計画を邪魔する奴は
 すぐさまやってしまえ!」

「ははっ!」


これからひかりには
様々な試練が待ち受けるであろう…。


続く。