「もしかして…」

すると突風が王国を襲ってきた。

「「キャー!」」

またみんなが騒ぎ始める。


「やっぱり来たのね」

「え?何が…?」

セイラは女王様に聞く。

しかし女王様は真剣なまなざしでどこかを
見ていて、セイラの質問には
答えてはくれなかった。


セイラはふと女王様の目先を見た。
そこにはなんと、宇宙船みたいな
大きな乗り物がやってきた。

宇宙船が近づくにつれさらに
風が強くなっていく。

宇宙船はクリスタルシティに着陸。


扉が開いた。




「ごきげんよう女王様」

「……キューブリック!!」

中から3人の人物が現れた。
彼らは“キューブリック”という集団である。


「あら…
 あの方はいないのかしら?」

「ココにいるぞ」

低い声と同時に
再度扉が開き、何者かが現れた。