ついに戦士が全員揃うまであと1人となった。
ここまで順調に戦士探しを行っていた。


「ふわぁ~……」

朝、セイラは大きな欠伸をして目覚めた。
今日も相変わらずいい天気だ。


「さて、ひかりを起こさなきゃ」

セイラがひかりの家にやってきてから
彼女は朝ひかりの目覚ましとなってしまった。

どうやらひかりは朝が苦手なようで
普通の目覚ましでもなかなかベッドから
起き上がらない。

だからセイラが叩き起こすのが日課と
なってしまった。

本当はこんなことをやりたくないが
ひかりはいつもハラハラさせる子なので
何だかほっとけないのだ。


「ひかり!朝よ!」

セイラはひかりの布団を思いっきりめくり上げる。


が、彼女はそこにはいなかった。


「え……?」

有り得ない光景だ。
すると突然部屋のドアが開きだした。



「あれ?セイラ何してるの?」

「ひかり……!?」