ひかりはいきなり木に登り始めた。
険しい顔をしながら登る。
この様子にあきらも思わずビビる。
ちなみにひかりは運動音痴だが
木登りについては昔から得意のようで
軽々と登り切った。
これだけは特技と言えよう。
「さぁ!お姉さんに返しなさい!」
不気味な顔で襲ってくるひかりに
あきらはだんだん木の端っこに移動する。
そしてひかりもそっちに移動。
ついに追いつめたようだ。
ここから地面までは飛び降りにくい距離。
あきらでもここから飛び降りることはできないだろう。
「逃がさないよ!」
これでゲーム終了だ、と思われたが。
メキメキ…
「メキメキ?」



