「あのさー ちょっとそれ返してくれない?」 「……」 「私にとって大事な物なの」 「………」 「じゃあ男子たちから奪った物は 返せるでしょ?」 「…………」 あきらは木の上でセイラと怪獣の おもちゃを大事そうにギュッと抱える。 「返して…?」 「……………」 「あのさぁ…」 「…………」 話が全然進まない。 さすがにひかりも堪忍袋の緒が切れた! 「いい加減返しないよーーー!!」