「兄貴!ありがとうー」 「バカな弟のためだ!」 「バカは余計だーっ」 とは言いながらも感謝の気持ちは忘れてない。 兄貴、ありがとう! これからもっと頑張るから… 部屋にこもって楽譜とギターとにらめっこ。 分からないところは兄貴に聞く。 原曲を聞きながら、歌いながら。 時間も忘れて練習を繰り返す。 「ご飯だって。」 「分かってる、…これやったら」 「了解。 あんま練習し過ぎんなよ?」 「うん。ありがとう、兄貴」 「バカの世話は大変だしなー」