ピピピピピ…ピピピピピ…


ピピピピピ…ピピピピピ…


ピピピピピピピピピピ…


「んっ…ん…」


由樹は手探りでケータイのアラームを止める


「ん…うるさいなぁ…」


画面を見ると土曜日…仕事は休みだ


「あぁ…アラーム切って寝るの忘れてた…

最悪。」


由樹は今日は仕事が休みだったのにも関わらず、前の日泣きつかれてしまい、帰ってくるなり寝てしまったのだ


「はぁ…もっと寝れたのにな…」


シャーッ


重い体でカーテンを開ける

由樹の気持ちとは打って変わって、雲一つない青空が広がっていた


「うわぁ、良い天気…」


そのまま台所へ行き、冷蔵庫からペットボトルを取り出す


そしてまたケータイの画面を見る