「俺が手取りあしどり…叩きこんで、みっちり教えてやるよ………」



なんで?

顎を手で抑えられているから??


なんでだろう。


今まで大嫌いだった教師の存在。

この男は軽い男。

この男は、最低なやつなのに……のはずなのに……


なんで………

今、先生から目がはなせない−−?



「愛という名の愛をな……?」



いつの間にか耳元で低く囁かれていた。




−−その声が、ぷっしゅにんぐの合図……。