ぷっしゅにんぐ!

「に…「…なんでもありません。」」



先生の声を即座に遮る。



だからもう、感づかないで。


これいじょう…気づかないで、



聞かないでよ。




「西野さ〜ん?」


そんな冷たいうちに先生はふざけた態度で名前を呼んだ。



「……なんですか」


ギロっと先生を睨む。



「ははっ…バーカ」


「…なっ?!」


そういったかと思うと、先生は笑顔。



急に、顔を捕まれる。




「…え?せんせ……」



−ちゅっ




−瞬間、保健室に甘いリップ音がなり響く。


先生は、不意に笑った。



そして、私の耳元で…まるで人を馬鹿にするように囁いた。





『…甘いキス、ごちそうさま』