恋は罪悪、それもそうかもしれない。
恋のためなら、友情もどうでもよくなってしまうような――――いや、どうでもよくないけれど、ないがしろにしてしまって、後で気づいたら取り戻しが効かなくなってた……この場合、先生もとい、私がそうなのだろう。
……こんな風に授業中に考えてるあたしも、充分、おかしいのかもしれない。
そんなの。とっくのとうに、気づいてるのに。
それでも、この道化を続けるしかなくて。
優等生---その肩書にすがるしか、今のあたしには思いつかないんだ。
「先生は~」
ねぇ、この作品での私は。
もし、違う方を選んでいれば。こんな結末にはならなかったのでしょうか……?
授業をしてる先生の声が、少しだけ遠く聞こえる。
……多分、きっと周りには分からないんだろうな。
言う人も、いないから。
そんなことを考える頭を停止してからまた、先生の話を真面目に聞く方にモードを変えた。



