先生にはバレずにすんだ。
「橘優菜さん、橘祐介くん至急、職員室に来てください。」
優菜と祐介は、職員室に呼ばれた。
さっきのことだろうか・・・?
「失礼します」
祐介は、丁寧に挨拶をし、職員室に入っていったが、優菜は相変わらず無言で入ってく。
「いきなり呼び出してごめんな。実は、2人にお願いがあるんだ、聞いてくれないか?」
生徒指導の、三井。
「いいですよ^^どうしたんですか?」
「2人は、すごくしっかりしてる。
だから、2人に生徒会に入ってほしいんだ。
2人が入学してきて、この学校が変わったんだよ。だからお願いできないか?」
「え?僕は良いんですけど、まだ1年ですよ?」
「1年でもだ。他に、やりそうな人がいないんだよ。」
「わかりました。姉貴は?しないよな?」
「私はしない。」
「橘さん、そこをなんとかできないか?」
「断ります」
「そこまで言うなら・・・。橘くん、学校のことよろしくな!」
