また沈黙が流れる。


それっきり目を合わせることはなく
二人とも地面を見ながら歩いた。


ふと気がつくと、
もう二人が別れるはずの別れ道だったので

『じゃあ』と言って
バス停の門を曲がろうとした瞬間だった。

『隆也!』