このとき

藍ちゃんはすでに

僕に対して恋愛感情が芽生えてたんだよね





だけど

僕はまだまだ子供で

そんな風には考えてなかったんだ




だから

藍ちゃんが

やきもちをやいて

不安がってる


そんな気持ちを理解できなかったんだね






抱いてる気持ちは

同じだったのに








今思えば

そんなちょっとした成長速度の違いが

ぼくたちの間に

少しづつ距離を作ったんだね




それは誰のせいでもないんだよね






それが成長するってことだったんだ