「うちの子が乗っているんです」

「どこの病院に搬送されたんです?」


色々な声が飛び交っていた。


「無事が確認されたのは?」

「20の女の子なんですが…」

「救急車到着したのでよけてください」

「たっちゃん…」

「救急車こっち」

「次の搬送はこの人を」

色々な声が…


え?
いま…もしかしたら…

「たっちゃん!」