頭の中を不安がグルグル・・・・ 誰かにチョコをあげてる? 僕以外の誰かに? 一体誰?? 考え出したら止まらなくて 教室をグルグル藍ちゃんを探し回った。 廊下からペタンペタンと音がした この引きずるような歩き方は 藍ちゃんしかいない。 僕はわかるんだ 藍ちゃんのことならなんだって 開いてあったドアに差し掛かると 藍ちゃんの姿が見えた 「藍ちゃん!!」 僕は思わず叫んでいた。