あお夢【短編】

君がいなくなってから何度か季節が巡っていった。わたしのまわりでは、時間の流れが変になったみたいだ。時々、時間の感覚が分からなくなるからだ。



けれど、わたしは頑張って生きている。この頑張るがポイントだ。今はまだ、ちょっと大変だった。小さな幸せを見つけることが、できないでいるわたしがいる時もある。




夜も、眠ろうと思えば思うほど、目が冴えてしまう。もう、どうでもいいと、何もかもが思うときもあるけど、わたしは、頑張って生きている。