暴走族のお姫様Ⅰ〜Would like you〜

ー琉輝sideー


愛妻の華那と愛娘の誓那が待ち受けの携帯


あれからまだ喧嘩しっぱなしの俺ら...


携帯を閉じた...


―――――――――…


『何でいつも華那が傍に居てほしいときに居てくんないのッ?!』


涙を流しながらめちゃくちゃ怒ってる華那


『居てんじゃねぇかよ!!!!これ以上、何望むんだよ!!!!!!!!!』


『ぱぱぁー、ままぁ…フェーン』


泣き叫ぶ我が子


『……いい…』


『あ゙?!』


『もういいから出てってよ!!!バカ!!!!!!!』


誓那を抱き上げ華那は行ってしまった...
―――――――――…


「はぁー…」


椅子の背もたれにもたれた俺は溜め息を吐いた


ー琉輝side endー