暴走族のお姫様Ⅰ〜Would like you〜

ー大輝sideー


真ん中に座敷用の机


一段高い所には生け花と壁には和風の絵


障子のふすま


窓側にも障子


めちゃくちゃ和風なこの部屋


今、俺達は向かい合って座ってる


「…龍二はどうした??」


静かに口を開いた俺


「わかりません…今、捜索してます…」


「っで、お前は何で来たんだよ…」


威圧するような低い声を放つ雷輝


「あいつに謝りたくて」


「てめぇーら、あんまふざけてっと「雷輝…」


雷輝を睨みながら制した


「愛美、入って来いよ??」


俺は優しい声と微笑みでふすまの影に言った


ー大輝side endー