「…止まらなくなりそう…。」

そう言って優しく重なる唇。

胸がドキドキして、体が熱くなる。


ゆっくりと秋くんの背中に腕を回して抱きしめて。
唇を離すとお互いに笑った。



「…あ、和樹からメールきてる。」

「…私は舞から着信が…。」


お互いのケータイには何件ものメールと着信。

『秋のおかげですごいことに
 なってる!
 
 ちゃんと両想いになってねぇと
 絶交するからな!(笑)


          和樹&舞 』


和樹からのメールを見て、二人で笑う。