その男性はニコニコしながら、私がお茶を飲むのを見ている。


「あ…あの…」


「おっと!!失礼しました。

桂木波留さんですよね?」


「そうですけど…」


「あなた…未来から来ましたよね?」


男性の顔から笑顔が消える。


「……え…」


「いやいや!!わかってるんですよ!!

私、時の支配人の大夢と申します。

今回あなたが時空を越えたことにより、出動命令が出まして…」


「はぁ…」