その時計が指す時刻は三時半


携帯のアナログの時計も三時半と表示されていた。


「じゃあ私がいるのは昨日の午後三時半…


つまり、タイムスリップ…時空を越えたってこと?」


まさかそんな非現実的なこと…


その時、教室の扉が開いた

「あれ?何でまだお前いんだよ」


「!!

嘘…尚輝!?な、何で…」


何でいるの!?


「は?部活終わって俺はこれから塾なんだよ。

お前こそ何でいんの?」


「あ……私は…

寝ちゃってて…」


「ぷっ!!ばっかでー!!」


「な、何ですって!?」

いつものやりとり…


いつもの尚輝だ…